3Dレーザースキャナ測量
High-Definition Surveying
High-Definition Surveying
3次元レーザースキャナーは非接触で地形や構造物の3Dデータを取得可能な計測機器です。
従来測量における単点での測量と違い、1秒間に数百万点の点情報を高速かつ高精度に取得できるため、対象物を面的に計測できます。
計測したデータは平面・縦横断図等の図化や、3Dモデリング、各種施設の新設・リニューアルや維持管理の検討のための資料など、
様々な用途に対応する基盤データとして利用出来ます。
弊社では据置式3Dレーザースキャナー4台、移動式レーザースキャナー2台を保有しております。
更にレーザースキャナーと接続できる4足歩行ロボット(Spot)を使用することにより、遠隔操作でのデータ取得も可能になりました。
弊社では状況に応じて最適な機材を使用することにより、要求精度を満たした点群データを迅速に取得いたします。
◆Spotのパンフレットはこちらから
実際に3Dレーザースキャナーで測量を行った場所の単なる写真です。
3次元点群データ(Potree)を見る
測量を行った後の3D点群データで、今回の点群データは約4,600万個の点の集まり。一つ一つの点が座標値(XYZ)と色(RGB)と反射強度のデータを持っています。
点群データが有れば任意の位置で断面図を作成できます。試しに黄色いラインの位置の断面がどのようになっているかを見てみます。
白い点が左図の位置でカットした断面上にある点群です。これが断面図を作成する際の下地になります。
三次元点群データは正確な座標値を持っているため、点データをなぞるだけで平面図や立面図を作成できます。
以下の例は、重量物輸送に伴う障害物の調査を目的とした平面図です。
真上からの視点
斜めからの視点
非接触での計測のため、危険な場所(災害発生箇所など)に立ち入らずに測量できます。
車道の測量を行う際にも交通規制など無しに、安全を確保し測量することができます。
スキャンする際にXYZの座標値だけでなく、色(RGB)も取得するため、写真を見ているようで視覚的に分かりやすい。
地下駐車場のような複雑な構造でもスキャンさえしてしまえば、位置関係がまる分かり。
短時間で大量の点が取得できます。そのため観測時間に制限のある場所での測量にも向いています。
高速タイムオブフライト方式のレーザー
ウェーブフォームデジタイジングテクノロジー(WFD) 搭載
1 (IEC 60825-1:2014)
550nm (不可視)
測角精度:18”
距離精度:1.0 mm + 10 ppm
3D座標精度:1.9 mm @ 10 m
2.9 mm @ 20 m
5.3 mm @ 40 m
超高速タイムオブフライト方式のレーザー
ウェーブフォームデジタイジングテクノロジー(WFD) 搭載
1 (IEC 60825:2014)
1550nm (不可視) / 658nm (可視)
測角精度:8”
距離精度:1.2 mm + 10 ppm (120 m/270 mモード)
3 mm + 10 ppm (570 m/ > 1kmモード)
ターゲット測定精度:2 mm (50 m までの標準偏差)
超高速タイムオブフライト方式のレーザー
ウェーブフォームデジタイジングテクノロジー(WFD) 搭載
1 (IEC 60825:2014)
1550nm (不可視) / 658nm (可視)
測角精度:8”
距離精度:1.2 mm + 10 ppm
ターゲット測定精度:2 mm (50 m までの標準偏差)