動画解析と高度なデータ処理を駆使した「微細振動診断」は、
微細な振動を定量的に計測することで、内部の疲労や剛性低下を推定し、
インフラの危機を未然に防ぎます。
近接目視や打音検査などの表面的な点検では、鋼床版の疲労亀裂やコンクリート内部の劣化など、目に見えない構造的ダメージを早期に発見することは困難です。
従来の詳細点検では大掛かりな足場の仮設や長時間の交通規制が必要となり、膨大なコストがかかるだけでなく、渋滞等の社会的影響も避けられません。
当社の微細振動診断は、風や交通荷重による橋梁の「常時微動」を高精度に計測し、構造物全体の動的な挙動を捉えます。
固有振動数などの振動特性を抽出・解析することで、
目に見えない段階の剛性低下や疲労損傷を振動を通して検知し、データに基づいた維持管理を実現します。
革新的な動画解析技術と高度なデータ処理の融合
交通振動や風応答などの常時微動を計測。大規模な交通規制や足場を最小限に抑え、橋梁を供用した状態のまま安全かつ迅速にデータを取得可能です。
取得した微小な振動データをFFT(高速フーリエ変換)等の高度なアルゴリズムで処理。橋梁固有の振動特性(固有振動数、振動モード形)をノイズの中から正確に抽出します。
過去の計測データとの比較により、目視では判別不能な内部の疲労亀裂や剛性低下を早期に発見。
損傷度を定量化し、補修の優先順位付けに貢献します。
単なる揺れの大きさの測定にとどまらず、橋梁が持つ固有の周波数や振動の形を解析することで、構造物全体の健全性を評価します。
ひび割れや腐食、疲労損傷による構造全体の「剛性(硬さ)低下」をいち早く検知します。
全体的な異常だけでなく、支承の機能不全や局所的な損傷箇所を特定する手がかりとなります。
振動の増幅可視化や位相解析により、部材間の不自然な相対運動やズレを捉え、継手部の緩みやガタつき等の異常を把握します。
特殊な高速度カメラで撮影したスローモーション動画から、
ピクセルごとの微細なコントラスト(輝度)差を抽出・増幅。
対象物に触れることなく、離れた場所から面的に振動を可視化します。
離れた場所からカメラで撮影するだけで計測が完了。危険な高所作業や対象物へのセンサー設置、それに伴う大規模な交通規制が不要となり、安全性向上と大幅なコスト削減を実現します。
少数の「点」に依存する従来のセンサー計測とは異なり、映像のピクセル一つひとつが仮想的なセンサーとして機能。構造物全体の複雑な挙動を網羅的かつ直感的に把握できます。
構造形式を問わず、様々なタイプの橋梁における
予防保全と長寿命化に貢献します。
溶接部の疲労亀裂やボルトの緩み、腐食による断面欠損が構造全体の剛性に与える影響を評価。とくに目視が困難な鋼床版の疲労診断に有効です。
構造物の振動や変位を非接触で測定し、ひび割れに伴う挙動変化や大規模構造物の動態を可視化。
定期的なデータ比較により、中長期的な劣化傾向の把握に活用できます。
内部鋼材の破断・腐食に起因する変位量の増大や振動モードの変化を定量的に捉えることで、剛性低下を間接的に検知・評価することが可能です。
長大構造物の複雑な揺れや変形形状を多点で同時に可視化します。
ケーブルの振動特性の把握や、長大スパン特有の風による挙動(耐風安定性)の解析・モニタリングを実施し、構造物の安全性を確認することが可能です。
歩行者や走行車両との共振リスクの評価、また耐震補強工事前後での固有振動数の変化を計測し、補強効果の定量的確認に利用されます。
1992年の設立以来、インフラ構造物の基礎を支えてきた知見と実績。
長年培った「構造物に対する深い理解」と、
最新鋭の動画解析・振動計測技術を融合。
私たちはデータ解析のプロフェッショナルとして、
橋梁の目に見えない疲労や劣化を可視化し、安全で持続可能な社会インフラの維持管理に貢献します。
基幹構造株式会社
Key Structure Corporation
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